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肌がキレイな女は、いい女。

かなり乱暴な言い方だということは、分かっています。

でも、あえて言います。

 

肌がキレイな女は、いい女。

 

これまで本当にたくさんのお客様を見てきましたが、ときどき、どうしても口を出したくなってしまう方がいます。

 

  1. ネイルには、ものすごくお金をかけている。
  2. 髪も、ブリーチオンカラーでかなりこだわっている。
  3. まつ毛も、エクステばっちり。
  4. なのに、スキンケアになると急にケチる。
    ホームケアにはお金をかけたくない。
    月に一度サロンで施術を受けるだけで(2ヶ月に1度でどうにかしてほしいという人も…)、ニキビやニキビ跡をなんとかしてほしい。

 

そんな4拍子が揃っている方を見ると、私は心の中で思ってしまうんです。

「たぶん、いい女になりたいんだよね?
だったら、お金のかけ方、間違ってない?」

と。

美容には、順番がある

私が大人になったから見えてきたのか。

それとも、20年以上美容の仕事をして、たくさんの女性を見てきたからそんなふうに感じるのか。

 

私は、美容には「ヒエラルキー」があると思っています。

 

ただし、ここで言うヒエラルキーというのは

「この美容をしている人が上」
「こういう見た目の人が下」

という、人のランク付けではありません。

 

自分をキレイに見せるために、どこからお金と手間をかけると費用対効果が高いのか。

その「美容の優先順位」のことです。

 

もちろん、何をステキと思うかは人それぞれ。

派手なネイルが好きでもいい。

特別な色の髪が好きでもいい。

まつ毛バサバサにしたっていい。

自分が好きで楽しんでいるんだから。

 

ただ

「限られた美容費の中で、どうしたら自分が一番キレイに見えるのか」

という視点で考えたとき、美容には明らかに優先順位があると思うんです。

 

そして私は、その一番上にあるのは、やっぱり「肌」だと思っています。

何も足していないのに、キレイな女

肌がキレイで、ファンデーションが薄い。

爪はきちんと整っているけれど、コテコテしていない。
自然な丸みのあるワンカラーネイルだったり。
さらに私が「上級だな〜」と思うのは、マメにサロンでネイルケアをしているであろう、何も塗っていないのに美しい爪だったりする。

髪は、ものすごく凝った色ではない。
でも、艶があって、毛先がツルッとまとまっている。
たとえ白髪があっても、きちんとトリートメントされていて、朝ブローやアイロンで整えられていたら美しいな、と思う。

まつ毛も、バサバサに付け足すのではなく、緩めのパーマだけもしくは何もしていないのに目がうるっとして、キレイだったり。

 

肌も、爪も、髪も、まつ毛も。

余分に何かを足しすぎていない。

でも、素材そのものが美しく整っている。

 

私は、そんな女性を見かけると、ただただ素直に、

「素敵な人だな〜」

と思います。

そして同時に、とてもいい意味で、

「あざといな〜」

とも思います。

自然にキレイな人が、一番あざとい

肌がキレイな女性には、いい印象しかありません。

  • 幸せそう。
  • 自分を大切にしていそう。
  • 部屋がキレイそう。
  • 清潔感がある。
  • 食生活も整っていそう。
  • 嫌なことや不安なことがあっても、自分で立て直せそう。

 

もちろん、実際の生活は分かりません。

部屋が散らかっているかもしれないし、毎日ラーメンを食べているかもしれない(笑)

 

でも、実際に長くお客様を見ていると、肌の改善がスムーズな方や、改善したあともキレイな肌を長くキープされている方って、食べ物や生活習慣が整っていたり、自分のメンタルを安定させる方法を知っていたりするんですよね。

 

完璧なんじゃない。

自然にバランスを取るのが上手。

 

無理をしたら戻す。

疲れたら休む。

荒れてきたら、早めに立て直す。

そして、自分のことを大切にしている人って、周りの人のことも大切にしている方が多い。

 

私のことまで大切に感じてくださっているのが伝わってくるので

「この方はきっと、家族や友人、周りの人も大切にしているんだろうな」

と思うことがあります。

 

多幸感がすごいんですよ。

 

だから、肌がキレイだというだけで

「この人、なんだか整っているな」

という印象を相手に与える。

 

さらに爪も、髪も、まつ毛も自然にキレイに整っている。

 

実際に、お客様を見ていても、私の周りにいるそういう女性も

マウントを取ったりしない。

マウントを取ってくる人がいたとしても、たぶんそんなに気にしない。

誰かと張り合ったりもしない。

無理して頑張っているようにも見えない。

 

なのに、

「私って、自然にキレイなの」

という空気を出している。

 

これが、ものすごくあざとい。

そして、ものすごーく素敵。

「肌は別に気にならない」なら、それでいい

ここで、一つ誤解してほしくないことがあります。

 

たとえば

「私はニキビがあっても別に気にならない」

「クレーターがあっても、コンプレックスではない」

「そこにお金をかけてまで治したいとは思わない」

「肌はファンデーションでカバーできればOK。その分、私はネイルや髪やまつ毛を楽しみたい」

という女性なら、私はそれで全然いいと思うんです。

 

むしろ
自分は何を大事にしたいのか分かっていて、そこにお金を使っている。

 

それも、とても上質なお金の使い方だと思います。

肌を治すことだけが、美容の正解じゃない。

自分が幸せなら、それでいいって思うんです。

私が「ちょっと待って」と思うのは、そこじゃない

私が口を出したくなるのは

「ニキビを本当に治したいんです」

「クレーターがずっとコンプレックスなんです」

「ファンデーションを厚く塗らなくてもいい肌になりたいんです」

そう言って相談に来てくださった方です。

 

そこで肌を見て

「今の肌状態だったら、ホームケアはこれくらい必要です」

「サロンケアも、このくらいの頻度でやっていきましょう」

と、現実的なお話をすると、

「そこまではスキンケアにお金をかけられません」

「ホームケアは安いものじゃダメですか?」

「月1回の施術だけで、なんとかなりませんか?」

となる。

 

でも、ネイルには毎月1万円。

髪には2万円、3万円。

まつ毛にも7,000円、8,000円。

そこは変えたくない。

 

そうすると、私は思うんです。

「本当に一番変えたいのって、どこなんだろう?」

 

問題なのは、ニキビがあることでも、クレーターがあることでもありません。

派手なネイルでも、ブリーチした髪でも、まつ毛エクステでもない。

「肌を変えたい」と言っているのに、その肌だけは優先順位の一番下に置いていること。

そこに矛盾があるんです。

 

ホームケアは変えない。

生活も今まで通り。

必要な頻度では通わない。

でも、月に1回の施術だけでニキビもニキビ跡もなんとかしてほしい。

 

それは、やっぱり無理な話なんですよ。

 

サロンに来た日に私がどれだけ頑張ったとしても、残りの約29日はご自宅で過ごします。

毎日肌に触れるもの。

毎日肌に塗るもの。

毎日の洗い方、保湿、紫外線対策。

そういう積み重ねを全部そのままにして、月1回の施術だけで何とかする、というのは現実的ではありません。

少なくとも私は、責任を持って「それで大丈夫ですよ」とは言えないんです。

同じ美容費でも、使い方で印象は変わる

たとえば、ネイルは短めでナチュラルにする。

普段からハンドクリームを塗って、ささくれができないようにケアする。

髪は頻繁にブリーチせず、カットを中心にする。

その代わり、シャンプーやトリートメント、ヘアパックにはこだわる。

まつ毛は、エクステではなくパーマだけ。

そして、スキンケアにはきちんとお金をかけて、ファンデーションを薄くできる肌を目指す。

これでも、月の美容費は数万円になります。

 

でも、

美容費を増やしたわけではない。

お金を使う場所を変えただけ。

 

片方は、それぞれのパーツに装飾を足していく美容。

もう片方は、肌や髪、爪などの素材そのものを整える美容。

 

どちらが「正解」という話ではありません。

 

でも

「できるだけキレイに見せたい」

「ファンデーションを薄くしたい」

「ニキビやニキビ跡を本気で変えたい」

という目的があるのであれば、私は後者のほうが圧倒的に費用対効果が高いと思っています。

私も、美容費にはかなりシビアです

では、そんなことを言っている私が、美容にどうお金を使っているのか。

私は今46歳です。

小学生の子どもが2人いて、まだまだ子育てにお金のかかる、ごく普通の主婦。

美容に無制限にお金をかけられるわけではありません。

だからこそ、費用対効果はかなりシビアに見ています。

美容室は2か月に一度。

カットとトリートメントだけです。

白髪はありますが、今は染めていません。

だって、白髪染めをすると私の髪はパサパサになるし、お金かかりますからね。

髪が傷んで艶がなくなるくらいなら、白髪があっても艶のある髪のほうが私は好き。

近藤サトさんのような、あんな感じ。

その代わり、シャンプー、トリートメント、ヘアパック、ドライヤー、ヘアアイロンにはお金をかけています。

ネイルは、ワンカラーで5,000円ほど。

まつ毛は、パーマだけで4,500円ほど。

美容内服は6,500円ほど。

以前は週に一度、1万3,000円ほどの美容点滴を受けていましたが、費用を見直して美容内服にチェンジ。

私はスーパーニキビ体質なので、どうにも肌が荒れたときだけ美容点滴に行きます。

そして行くなら、一発打って「どうにかして!」ではなく、1か月ほど続けます。

しっかり改善してからキープする方が費用対効果がいいと分かっているから。

スキンケアは、定価で計算すると月4万〜5万円ほど。

数年に一度、美容医療で糸リフトやクマ取りをすることもあります。

数か月〜半年に1回くらい、ボトックスを打つこともあります。

ここまで読むと、

「いやいや、結局めちゃくちゃ美容にお金かけてるじゃん!」

と思いますよね(笑)

でも、もちろん私は、

「みんなも私と同じ金額をスキンケアに使いましょう」

と言いたいわけではありません。

私はエステティシャンなので、キレイにしていること自体が仕事のうちです。

(医療も含め、最新のテクノロジーを自分の肌で確認したい、という趣味的な感覚もありますが。)

 

必要な金額だって、その人の肌状態や目指すところによって全然違います。

大事なのは、金額そのものじゃない。

自分が本当に変えたいところに、必要なお金をちゃんと配分できているか。

ということ。

 

私はいつも、

タイムパフォーマンス。
コストパフォーマンス。

これを考えています。

 

削れるところは削る。

自分でケアできるところは、自分でケアする。

 

その代わり、自分の印象を大きく左右するところには、きちんと投資する。

その最優先が、私の場合は肌なんです。

いい女は、美容に金をかけているんじゃない

ネイルも、髪も、まつ毛も悪くありません。

美容は楽しいものです。

好きなネイルを見て気分が上がるなら、それもちょー大切。

髪色を変えて自信が持てるなら、それも素敵。

 

でも、限られた美容費の中で、

「本当に自分をいい女にしたい」

と思うのであれば、私はまず土台からだと思っています。

 

肌。

髪の艶。

整った爪。

清潔感。

 

そこが整ってから、好きな装飾を足せばいい。

 

美容費を増やす必要はありません。

ただ、お金をかける順番を変えればいい。

いい女は、美容に金をかけているんじゃない。

金のかけどころを知っている。

金のかけどころを知っている女は、時間のかけどころも知っている

そしてこれは、20年以上この仕事をしているわけで、たくさんの女性と長くお付き合いしてきて感じることなのですが

美容の「金のかけどころ」が上手な女性って、美容以外でも上手なんですよね。

 

何でも高いものを買うわけじゃない。

何にでもお金を使うわけじゃない。

 

でも

「ここには使ったほうが、自分は幸せになる」

というところには、ちゃんと使う。

 

逆に、自分にとって大して重要ではないものには、見栄でお金を使わない。

 

それって、お金だけじゃなくて、時間も同じなんだと思います。

 

自分にとって大事なことには、ちゃんと時間を使う。

疲れたら休む。

自分の機嫌を取る方法も知っている。

無理をしたら戻す。

 

そして、自分を大切にできる人って、周りの人も大切にしている。

 

もちろん、肌を見ただけで、その人の人生全部が分かるわけじゃありません。

そんな超能力は、私にもありません(笑)

 

でも、20年以上たくさんの女性の肌を見続けてきたからこそ、感じることがあります。

 

自分にとって本当に大切なものを知っていて、そこにお金や時間を使える女性は、結果的にとても素敵に見える。

 

「肌がキレイだから、いい女」なんじゃないのかもしれない。

 

自分を大切にする方法を知っている。

限られたお金や時間の中で、自分にとって大事なものを選べる。

その結果のひとつとして、肌もキレイなのかもしれません。

 

だから私は、やっぱりこう思うんです。

 

肌がキレイな女は、いい女。

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