「これでもう、ニキビに悩まなくて済む──」
そんな希望を込めて飲み始めた薬。
その名は、イソトレチノイン(通称:アキュテイン)。
強い効果で、頑固なニキビもスッと引いていく。
鏡の前で、喜んだ方も多いかと思います。
でも、飲み終えて数ヶ月後。
「たしかに効いた。けど……また出てきた?」
そうなんです。こんなに強い薬を飲んでも、再発リスクが結構高いんです。
最強のニキビ薬?──イソトレチノインの“本当の役割”
まず、誤解のないようにお伝えします。
イソトレチノインは、ニキビに対して非常に強力な薬です。
なぜならこの薬は
- 皮脂腺を萎縮させ
- 皮脂の分泌を極端に抑える
という、まさに「ニキビの根本に攻撃する」ような働きをします。
だからこそ、重症ニキビの最終手段として処方されるのです。
でもここで、一度立ち止まって考えてみてください。
この薬がしているのは
「一時的に皮脂を枯渇させて、ニキビが出にくい環境を作っている」ということ。
つまり
根本の肌の不安定さ自体には手がつけられていない
という可能性もあるのです。
飲み終えた“その後”に起きること──再発率という現実
実際、アロンジェにご来店されるお客様の中には、イソトレチノインをしっかり半年飲み続けたのに再発したということでのご来店が、ここ最近非常に多いです。
そこで色々調べてみたところ、以下の研究結果が↓
半年間の内服後、1年以内に30〜40%が再発したという報告も。
2年経つと、それ以上に再発率は上がります。
ニキビの再発とニキビ患者におけるイソトレチノインの再試験
これはつまり──
「治った」と思ったその後にも、再びニキビに悩まされる可能性があるということ。
さらに、こんな副作用が出るリスクも常に隣り合わせです。
- 肌の極度な乾燥
- 唇のひび割れ
- 皮膚バリアの低下
- 肝機能への負担
- うつ症状
- 骨痛
実際に、イソトレチノインでの治療経験のあるお客様からも
「かかとの骨が痛くて歩けなくなった」「乾燥しすぎて角質が固くなり、余計に開いた毛穴が目立つようになった」
という声もあり、服用を断念された方もいらっしゃいます。
本当の“肌改善”は、ここから始まる
イソトレチノインの力で、ニキビが静まった。
でも、それで終わりではありません。
むしろ、ここからがスタートなんです。
なぜなら、薬がしてくれたのは「一時的な沈静化」。
けれど、ニキビができにくい肌そのもの”に変えることは、薬にはできないから。
では、どうすれば「再発しない肌」を育てていけるのか?
肌を根本から立て直す4つのポイント
地味だけど、確実に効く道があります。
- 肌の常在菌バランスを整える
→ 善玉菌が育てば、肌の自然な防御力が上がります。 - バリア機能を再構築する
→ 肌のうるおいを守り、刺激に強くなる土台作り。 - 腸内環境やホルモンバランスを調える
→ 内側からニキビを作りにくくする身体づくり。 - 肌をいたわるスキンケアに切り替える
→ “攻めるケア”から“守るケア”へ転換する時期です。
即効性はないかもしれません。
でもこの積み重ねが、一生のうちに何度も繰り返すニキビの不安から、あなたを本当に解放してくれるのです。
というか、積み重ねしかないんです。
肌は臓器なのだから。
まとめ:薬で静まった今こそ、肌を育て直すタイミング
イソトレチノインは、間違いなく強力な薬です。
ずっとずっと吹き出し続けるニキビが引いて、心を救ってくれる手段にもなりますよね。
でも、「症状を抑えること」と「肌を健康に戻すこと」は別物。
薬でニキビがおさまった“今”だからこそ
バリア機能を整え、常在菌を育て、必要な栄養素をしっかり摂取して内側から肌を立て直す。
そんなケアが、これから先ずっと安心して過ごせる肌への第一歩になります。
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