ニキビは一度できると目立ってしまうため、早く治す方法があればとお悩みの方も多いですよね。
ご来店されるお客様の中には、良かれと思って実行したニキビの対処法が、かえって治りを遅くしてしまっているということも多々あります。
そこで今回は、ニキビを早く治す方法を詳しく解説します。
ニキビが治る最短の日数や、ニキビが悪化してしまうNG対処法も紹介するので、参考にしていただけると嬉しいです。
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ニキビは治るまでに何日かかる?
ニキビを早く治したいといっても、そもそもニキビは何日あれば治るものなのでしょうか。ニキビが治るまでの日数は、条件によってさまざまです。
対処法を間違えると数週間がかかることも
ニキビは、対処法を間違えてしまうと治るまでに数週間かかることもあります。また、治りが遅いだけでなく、肌の表面に跡が残ってしまうこともあるため注意しなければなりません。
しかし、現在ではニキビ跡を治す正しい対処法もあるので、もしニキビ跡ができてしまったとしても、あきらめないでください。
このページでは、ニキビを悪化させないために気をつけたい対処方法や、ニキビを早く治す方法も後述します。
そもそもニキビとは?
ニキビとは、古くなった角質で毛穴がふさがり、毛穴の内部に皮脂が蓄積して、そこへアクネ菌が増殖して細菌感染を起こしたものです。
ニキビには、白ニキビ、黒ニキビ、赤ニキビ、黄ニキビなどがあります。
炎症を起こした目立つニキビは、赤ニキビや黄ニキビです。黒ニキビや白ニキビも、炎症を起こしてはいない状態ですが、できるだけ早く治したほうが良いでしょう。
ニキビに悩む人は9割近く!
あるアンケートによれば、ニキビで悩む日本人は、全体の87%にものぼります。多くの人が経験し、大きなお悩みとなっているのがニキビです。
ニキビが悪化すると、痛みや見た目の悩みとなって気持ちも沈んでしまいます。できてしまったニキビは、正しい対処法で早く治すのが理想です。
ニキビが悪化する!? やってはいけないNG対処法
ニキビにはさまざまな対処法がありますが、そのなかには、ニキビが悪化してしまうものも存在しています。ここでは、避けたいニキビのNG対処法を紹介します。
手で触る
ニキビができるとどうしても気になって触りたくなることも多いですが、手の細菌がニキビに付着したり、ニキビが潰れたりするため、ニキビを手で触るのは避けたほうが良いでしょう。
手の細菌がニキビに付くと、炎症がさらに悪化することがあります。またすでに悪化している黄ニキビは、少しの刺激でも潰れてしまうものです。
手や道具で潰す
ニキビを潰すと早く治ると考えている方も多いですが、手や道具でニキビを潰すとニキビ周辺の皮膚を傷つけてしまうため、良くありません。さらに、ニキビに雑菌がついて炎症が悪化することもあります。
皮膚が傷つくと、ニキビが治っても皮膚が凹み、ニキビ跡になってしまうかもしれません。
実は、皮膚科では医療用の道具でニキビを潰す「面皰圧出(めんぽうあっしゅつ)」という治療方法があります。しかしこれも、手や市販の道具で潰すのとは全く違う方法ですから、自力でニキビを潰さないようにしましょう。
頻繁に顔を洗う
「ニキビができるのは肌が脂っぽかったり、菌がついていたりするため」と考えて、頻繁に顔を洗う方もいます。しかし、これもニキビには良くありません。
頻繁に洗顔をすると、肌が必要としている油脂分まで落としてしまい、肌の乾燥を招きます。肌は乾燥を治そうと、余計に皮脂を分泌するため、ニキビができやすくなってしまうのです。さらに、乾燥肌によって皮膚表面の角質が厚くなることも、新しいニキビの原因となります。
一日に三度以上の洗顔は多すぎるといえるでしょう。
ゴシゴシ顔を洗う
顔をゴシゴシと力を入れて洗うのも、頻繁な洗顔と同じく肌の乾燥を招きます。また、ゴシゴシ洗うことで今あるニキビがさらに炎症を起こしてしまったり、潰れてしまったりする可能性もあるでしょう。
過剰に保湿する
「ニキビには肌の乾燥が良くない」といわれているため、たっぷりの化粧水やクリームで保湿する方もいるでしょう。ところが、過剰な保湿も新たなニキビの原因となってしまいます。
保湿をしすぎると、肌が本来もっているバリア機能が働かなくなります。皮脂の正常な分泌が行われなくなり、肌の表面が正常な皮脂によって守られなくなった結果、ニキビができてしまうのです。
メイクで塗りつぶして隠す
目立つニキビはファンデーションなどでカバーしたいものですが、メイクで塗りつぶすとニキビが悪化する可能性があります。
ニキビは本来、肌表面の毛穴が詰まったり、炎症を起こしたりしている状態です。ニキビの上からメイクを厚塗りすると、毛穴がファンデーションなどのメイク素材で埋まってしまい、炎症があればさらに悪化します。
また普段使うメイク道具にも雑菌がついているため、今あるニキビの悪化や、新しいニキビの原因となるのです。
何もせず放置する
NGが多いからといって、何もせず放置していると、さらにニキビが悪化してしまうためおすすめできません。
白ニキビや黒ニキビを放置すると、炎症を起こして赤ニキビになります。さらに放置すると黄ニキビとなり、少し触れただけでも潰れやすくなります。
ニキビを早く治す正しい対処法
それでは、ニキビを早く治すにはどのような方法が良いのでしょうか。ニキビの正しい対処法を解説します。
優しくしっかり洗顔する
洗顔は、ゴシゴシとこすりすぎないよう、優しく行うのが原則です。よく泡立てた洗顔料で圧力をかけないように洗い、洗顔料が残らないようしっかりとすすぎましょう。すすぐときも、肌に直接手が触れないよう、優しく洗います。
洗顔後、顔を拭くときは、乾いた新しいタオルを使うのが正しい方法です。
手を拭いたタオルなどで顔を拭くと、手の細菌がタオルを通して顔に付着し、ニキビの原因となるため注意してください。また顔を拭くときも、タオルで顔をゴシゴシしないよう注意します。顔にタオルをゆっくり押し当てるように、そっと拭くのがおすすめです。
なお洗顔の頻度は、朝と夜の2度で十分です。それ以上、頻繁に洗いすぎないようにしてください。
適量の基礎化粧品で保湿する
基礎化粧品は適量を守ることが大切です。基礎化粧品の適量は、化粧品のパッケージや本体に記載されています。
なお、パッケージなどに書かれた適量を守っているけれど肌が乾燥するという場合、基礎化粧品があっていないのかもしれません。新しいものを試すことも検討してみると良いでしょう。
ニキビは潰さない、刺激しない
ニキビは状態にかかわらず、自分で潰さないように、また指などで刺激しないように、注意が必要です。洗顔・保湿以外は手で触らないように気をつけてください。
気をつけたいのは髪の毛です。顔に触れる髪の毛が刺激となる場合があります。ニキビが気になるときは、髪をまとめるなど、肌に触れないような工夫が必要でしょう。
ニキビを潰したり、刺激したりすることのデメリットは、先ほど触れたとおりです。正しい対処法をしながら様子を見れば、肌のターンオーバーサイクルに従って自然と消えていきます。
ハーブピーリング施術を受ける
ハーブピーリングの施術を受けると、できてしまったニキビを早く治すことができます。炎症を起こしたニキビ部分の皮膚をターンオーバーによって取り除くため、ニキビがきれいに治るのが特徴です。
普通のエステよりもニキビが早く治る「ハーブピーリング」とは?
ニキビ治療にエステを使う方もいますが、エステのなかでもニキビに素早くアプローチできるのが、ハーブピーリングです。ここではニキビを早く治す方法として、ハーブピーリングの詳細を紹介します。
ターンオーバーを促すことでニキビを治す新しいピーリング
ハーブピーリングとは、肌のターンオーバーを促すことでニキビの根本的な治癒を目指す方法です。
これまでのピーリングは、さまざまな化学的薬剤を用いて肌表面の角質をはがす方法でした。この方法では古い角質を柔らかくし、取り除くことに主眼が置かれていますが、肌の表面を取り除くことによる肌への負担も懸念される方法です。
一方、近年注目されているハーブピーリングは、ターンオーバーを促し、新しい肌を下から押し上げる方法です。従来のエステよりも肌への負担が少なく、自然派の考え方の方にも好まれています。
ハーブや海藻の力でニキビにアプローチ
ハーブピーリングは、自然由来のハーブと海藻の成分を利用したピーリングの方法です。
海藻には細かなトゲ状の成分が含まれています。ハーブピーリングでは、このトゲの成分を肌に浸透させて、肌の内側から代謝を活性化します。トゲに対する修復力で肌が回復するのとともに、古い角質が落ち、毛穴の詰まりが取れて、ニキビ治療につながります。
ハーブピーリングではニキビ跡のクレーターも改善が期待できる
ハーブピーリングで早く治せるのは、ニキビだけではありません。ニキビを潰すなどしてできてしまった肌のクレーターも、ハーブピーリングで改善に向かうことがわかっています。
実際の事例をご紹介します。
アロンジェでは、皮膚科やレーザー、ダーマペンなどで効果がみられなかったニキビ跡も大きく改善し、肌が艶を取り戻しています。ニキビはもちろん、ニキビ跡でお悩みの場合もアロンジェのハーブピーリングをぜひお試しください。
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ニキビが早く治るのはどの方法?
ここまで、いくつかの方法をご紹介してきましたが、ニキビが早く治るのはどの方法でしょうか。ニキビが治るまでの期間を解説します。
セルフケアでニキビが治るのは2週間~4週間
セルフケアでニキビが治るのは、ケア開始から2週間後~4週間後です。すぐに治るとはいえませんが、地道なケアで治りを早めることができます。
ニキビを治すのに2週間~4週間ほどがかかる理由は、通常ターンオーバーには3~4週間が必要になるためです。ニキビができてしまった肌の角質が、ターンオーバーによって剥がれ落ちるのに時間がかかります。
できてしまったニキビが目立たなくなるのは、ケア開始から10日目以降のことが多いでしょう。もちろん、その間に新しいニキビができてしまうこともあります。
ハーブピーリングの効果は1週間ほどであらわれる
ハーブピーリングの場合、効果は1週間ほどであらわれます。セルフケアに比べて、効果が出るのが早く、ケア開始から1週間ほどでほとんどニキビを目立たなくすることができます。
肌全体が赤味を帯びている場合も、ハーブピーリングを行うと赤味が引き、健康的な肌に見えることが多いでしょう。
ハーブピーリングでは、ニキビを早く治すだけでなく、肌質を改善します。肌から分泌する皮脂の量や、肌の水分量が整うため、ニキビができにくくなるのがメリットです。
ニキビを早く治して明るい毎日を!
ニキビを治すには、潰したり、刺激したりせずに、正しい方法でケアを行うことが大切です。
しかしセルフケアだけでは、ニキビが治るまで2週間以上がかかります。ニキビを早く治すには、正しいセルフケアを続けながら、ハーブピーリングを試してみるのがおすすめです。
ハーブピーリングなら肌の状態を整えるため、今あるニキビを治すだけではなく、次のニキビをできにくくする効果も期待できるでしょう。
少しでも早くニキビを治し、また肌の状態を整えることで、将来的な肌荒れやニキビ跡の予防にもつながります。ニキビを早く治す方法を実践し、ぜひきれいな肌を手に入れてください。