こんにちは。
『ニキビ・クレーター専門 剥離しないハーブピーリングサロン』
エステティシャンの小林です。
あなたは、こんなお悩みありませんか??
・ネットで調べ漁っても、自分のニキビの原因がわからない
・食生活やスキンケアに気を付けてもニキビが一向に治らないニキビ 原因
・仕事のストレスからニキビが増加。ネットで調べても「上手にストレスを解消して」と。。“上手に解消”って何!?
ニキビができる原因をインターネットで調べると、毛穴の詰まりやら、ホルモンバランスの乱れやら、「あれがいい!」「これはだめだ!」・・・いろいろな情報が出てきますよね。
では、”あなたのニキビの根本原因”は何なのでしょうか?
“あなたのニキビの根本原因”を正しく理解することで、無駄なお金をかけず、これまでより楽に、頑張らずに、ニキビを改善していただければと思います。
この記事では、ニキビができる根本原因について詳しく書いています。
1大人ニキビの原因ってなに?
ニキビの原因は、実に様々なものが挙げられます。
ですが大人のニキビはほとんどの場合、原因はひとつではありません!!
“複数の原因が重なってできる” ため、繰り返しやすく、治りにくいのが特徴です。
先ずは、ニキビができるメカニズムを知りましょう!
ニキビとは、毛穴が詰まって炎症をおこしてしまった状態のこと。
ニキビの原因はさまざまですが、大きな要因は次の2つです。
- 毛穴の閉塞
- 皮脂の過剰な分泌
これにより、「アクネ菌」というニキビ原因菌が、毛穴に溜まった皮脂を餌に繁殖し、炎症を引き起こします。
そして、
ポツっと盛り上がった部分が白くなる”白ニキビ”
↓
アクネ菌などが炎症を起こし、ボコッと固く赤くなる”赤ニキビ”
↓
膿をもつ”黄ニキビ”
へと成長していきます。
更に、自分でニキビをつぶしてしまうなど、炎症が深部まで広がると、ボコボコのクレーターになってしまいます。
2大人ニキビの根本原因ってなに?
上記1では、ニキビのメカニズムについて書きましたが、
それでは、ニキビ発生の要因である『毛穴の閉塞』『皮脂の過剰な分泌』
それらが引き起こされる“そもそもの原因”はどのようなことでしょうか??
チョコを食べると、なぜニキビができるのか?
揚げ物を食べると、なぜニキビができるのか?
ニキビ発生の“そもそもの原因”をまとめてみました。
【そもそもの原因1】なぜ、皮脂が過剰に分泌されるの?
原因 | 理由・対策 |
1.ストレス・睡眠不足によるホルモンバランスの乱れ | ストレスや睡眠不足により緊張状態が続くと、自律神経が乱れ、男性ホルモンが体内で増加します。 男性ホルモンは皮膚を固くし、皮脂の分泌を促す作用があります。 心当たりがあったなら、自律神経を整えることをおススメ致します。 ・朝起きたらコップ一杯の水をグイっと飲み、身体のスイッチをいれる ・入浴で身体をゆっくり温める・洗髪の時に、よく頭をマッサージする ・寝る前にストレッチをする(どうしても面倒な時はのびをするだけでも) |
2.乳製品・肉などの動物性たんぱく質によるもの | 牛乳には、成長ホルモン(IGF1)が含まれています。 このIGF1は、細胞の成長や、身体のさまざまな機能をコントロールするなど、健康維持や成長のために、とっても重要なホルモン。 ですが、皮脂分泌を促進するという働きもあり、乳製品の摂取増加にともないニキビが増えることが確認されております。 さらに、IGF1は動物性たんぱく質(肉類)により、血中濃度が上昇します。 牛乳も飲むし、お肉大好き!という方は、要注意です。 乳製品は控えめに、たんぱく質は、動物性たんぱく質より植物性たんぱく質を多くとるようおすすめ致します。 |
3.糖質 | 血糖値が上昇すると、皮脂分泌が促進されます。 さらに、精製糖(白いお砂糖)は、皮脂を作る材料である中性脂肪をも作り出します。 チョコレートや甘いものを沢山食べた翌日にニキビができるのは、こういった理由によるものです。 糖質は、2週間控えめにして頂くと、身体が欲しなくなります。 どうしても甘いものが食べたい、という時は、ドライフルーツや高カカオチョコレートにしてみたり、はちみつ等血糖値の上昇が穏やかな糖質を選んでみて下さい。 |
4.乾燥が引き金となる | お肌は乾燥により、バリア機能が低下します。 ですのでお肌は乾燥を感じると、皮脂を一生懸命分泌させ、さらなる水分を蒸発を防ごうとする働きをします。 「乾燥するのにベタつく」「化粧のりが悪く、崩れやすい」という方は、水分と皮脂バランスが崩れているお肌(インナードライ肌)。 インナードライ肌の方は、乾燥よりベタつきの不快感を感じ、ご自身のお肌が乾燥していることに気づかずに、ニキビ専用のお化粧品を使用して悪化させてしまう方が大変多くいらっしゃいます。 また、『ベタつきが不快なので乳液やクリームを使いたくない』という方も多数いらっしゃいますが、ベタつきの原因は乾燥です! 化粧水をたっぷりパッティングするだけでなく、乳液・クリームも保湿力の高いものを使うことが大切です。 |
5.生理前に増加する女性ホルモン | 皮脂分泌を促進させるホルモンです。 この時期は、スキンケアを丁寧に行うことや、食事・睡眠に気を付け悪化を防ぐことが、とても大切です。 |
【そもそもの原因2】 なぜ、毛穴が閉塞されるの?
原因 | 理由・対策 |
1.ターンオーバー(お肌の代謝)の遅れにより、角質が厚くなる | 1-1ストレス 精神的ストレスを長い時間受けることで、お肌を酸化させる成分(フリーラジカル)が発生します。 ストレスが多く、お肌が固くなってきたり、ガサガサする感じがある方は、角質ケアのお化粧品を取り入れてあげるのがおススメです。(セルフケアの場合は、酸によるピーリングより、角質を柔らかくするタイプのものが安心) また、抗酸化ビタミンであるビタミンCは、ストレスによって大量に消費されますので、ビタミンCや、抗酸化作用のあるビタミンEをたくさん摂ることが望ましいです。 |
1-2冷え 冷えは美容の大敵です。 身体が冷えると、内臓の働きが悪くなり、免疫力が低下。 ニキビで悩まれる80%以上の方は、冷えを自覚されています。遺伝や体質にもよりますが、とにかく温める生活・食生活を意識してください。 ・根菜類を温かいスープに入れて摂っていただく ・外食やコンビニで済ませる時も、温かいスープを摂る ・家ではレッグウォーマーを履く(夏の冷えにもおすすめです) | |
1-3.加齢 年齢を重ねると、身体も肌もコンディションが低下することは言うまでもありません。 若いころにはすぐに治ったニキビ跡も、30代になってくるとなかなか治りにくくなりますよね。それこそが、肌代謝が遅れている証拠です。 それを痛感している方は、筋肉をつけることがおススメです。 運動不足でいきなり筋トレは難しいので、まずは通勤がてら一駅歩いてみる、それも腰が重いという方は、背筋を伸ばして一歩を大きく、綺麗に歩くことを意識してみる。 また、筋肉はアミノ酸(たんぱく質)でできているので、食事でたんぱく質を摂って運動をしていくことが重要です。(たんぱく質は、動物性は控えめに、植物性のものを多く!) | |
1-4.食生活 栄養バランスのとれた食事は、基本中の基本になります。 摂取した食べ物が血液となり、細胞の一つ一つに栄養を運びます。 何かを口に運ぶときは、「今食べている物が身体をめぐり、お肌をつくっている」と意識してみて下さい! 意識するだけでも、ランチのメニューに迷ったら栄養価の高いものに、、お菓子を食べるよりドライフルーツやぬか漬けに、、少しづつ変えていくことができます。 | |
1-5.運動不足 筋肉は、血液を押し流す働きをしていますので、筋肉の機能が弱くなると、全身の血液の巡りが悪くなります。 血行不良は、全身に十分な栄養が行き届かなくなるため、新しい健康な肌細胞を作り出すことができなくなってしまいます。 上記 1-3同様に、少しづつ筋肉をつける生活習慣を入れてあげることが必要です。 | |
1-6.便秘 大腸と皮膚それぞれの働きに関係しています。 大腸は、栄養素を血液に取り込み、全身に送り込む働きがあります。 一方、皮膚は汗や皮脂によって老廃物を排泄する働きがあります。 便秘や胃腸の障害があると、腸内で便の腐敗が進み、悪玉菌が増えて、アンモニアなどの有害物質が発生します。 この有害物質は血液中に栄養素と一緒に取り込まれ、皮膚のターンオーバーをさまたげます。 便秘改善のおススメ方法は、2つの油を摂ること。 ・オリーブオイル:不溶性食物繊維が多く含まれているため、腸内環境を良くし便秘解消にも効果的。更に抗酸化作用のあるビタミンEも豊富に含まれています。 ・亜麻仁油:水溶性と不溶性の食物繊維がバランス良く含まれているので、腸のぜん動運動をサポートし、便通改善に効果があります。(熱に弱いため、サラダにかけたり、そのまま飲む摂取方法がおススメです。) | |
1-7.合わない化粧品の使用 例えば、 インナードライ肌の方が、化粧崩れや皮脂のベタベタ感を不快に感じ、本当は乾燥しているにもかかわらず皮脂コントロールのお化粧品を使う、 皮脂分泌過剰な方が、「私の肌は乾いている」と思い込み、栄養の過剰なオイル・クリームを使う、 そういった、肌に合わないケアによって、お肌はダメージを受けます。 ニキビ改善の為に、肌にピッタリ合ったスキンケアは欠かすことのできないアイテムです。 これだけは、信頼できるプロにお任せすることをおススメします。 | |
1-8.紫外線 紫外線による肌への影響は、シミだけでなく、お肌内部の乾燥も引き起こし、皮膚の代謝機能を低下させます。 さらに、皮脂の酸化(さびる)を促進する作用があります。 日焼け止めが必要なのは、夏だけ、屋外だけではありません。紫外線は一年中降り注ぎ、室内にも入ります。 朝のスキンケアは洗顔~UVカットまでをセットで行うことが大切です。
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1-9.タバコ タバコの主成分であるニコチンは、血管を収縮させ、血行を悪くします。そうなると、当然お肌へも栄養が運ばれにくくなり、新しい肌細胞が生まれなくなります。 | |
1-10.睡眠 睡眠は、ただ体を休めているのではありません。 成長ホルモンなどを分泌しながら新陳代謝を繰り返し、皮膚や骨、筋肉などを新しく作ったり、修復したりしているのです。 つまり、寝る時間が短かったり、眠りの質が悪いと、健康な皮膚が作られないことになります。 また、肌の免疫力も下がり、ニキビが悪化しやすくなります。 睡眠のゴールデンタイムは、午後10時から午前2時まで。 この間に、質の良い睡眠を長時間とることで、成長ホルモンが分泌され、ターンオーバーを促進します。 眠りの質が悪い、という方は、朝決まった時間に起き、太陽を浴びることや、自律神経を整えることをおススメ致します。 ・朝起きたらコップ一杯の水をグイっと飲み、身体のスイッチをいれる ・入浴で身体をゆっくり温める・洗髪の時に、よく頭をマッサージする ・寝る前にストレッチをする(どうしても面倒な時はのびをするだけでも)
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2.皮脂の過剰分泌 | 皮脂が過剰に分泌され、毛穴からうまく排せつできないと、毛穴は閉塞されてしまいます。 『皮脂の過剰分泌』については、上記 『”そもそもの原因”① なぜ、皮脂が過剰に分泌されるの?』 をご参照ください。 |
3.メイクによる詰まり | 毎日きれいにクレンジングしているつもりでも、意外と化粧や汚れが皮膚表面に残ってしまっているのです。 肌に残った汚れは、毛穴の中で老廃物と混ざり合い、毛穴詰まりの原因となります。 特に、カバー力の高いシリコンたっぷりのファンデーションをお使いの方は要注意です! |
4.スキンケアの摩擦 | 強い力でゴシゴシ洗う、化粧品のつけなさすぎ、化粧水パッティングをバシバシやる等、摩擦が起こることで、肌はバリア機能が低下します。 そして、肌は自らを守るために角質を厚く固くするような働きをしますので、毛穴が閉塞します。 スキンケアのすべての工程は、優しく丁寧に行いましょう。 洗顔はネットを使って泡立て、肌の上を転がすように。 化粧水はコットンを使い、たっぷり(コットン裏側からみて500円玉大)やさしくパッティング。 乳液・クリームも決められた量をやさしく。 |
【大人ニキビの原因】まとめ
いかがでしたでしょうか?
あなたはいくつ当てはまりましたか?
殆どの方は、原因はひとつでは無かったことと思います。
綺麗な肌への第一歩は
- ニキビは、お肌の表面だけで起きているのではない、という事を知ること
- どのような生活習慣、食事が、どのようにニキビに発展するのかを知ること
です。
綺麗な肌を手に入れるのは、行動する人です!
自分のお肌にニキビができる理由がハッキリわかっても、なかなか行動に移せないという女性は数多くいらっしゃるのではないでしょうか?
例えば、「ダイエットは明日から。。」と思ったことはありませんか??(私は何度その言葉を唱えたか。)
人は、誰しもさぼりたがり屋の傾向がありますよね。
ですが、ここまで読んでくださったあなたは、すでにニキビのない、透明感あふれる美肌への第一歩を踏み出しています。
あなたのお肌をきれいにして、今まで抱えていたコンプレックスを手放すことができるのは、あなたしかいません。
是非、”ニキビの根本原因”を意識して過ごしてみて頂けたら幸いです。
そして、、、
声を大にして言いたいのが、『すべてを一気に改善しようと思わないこと』が、重要です!!
全てを一気に改善しようとすると、必ず疲れてしまい、習慣化することができません。
●ストレス過多の生活を送っている方は、まず入浴とストレッチをして自律神経のバランスを意識した生活に挑戦してみる。
●甘いものがやめられない方は、できる限り高カカオチョコレートや、ドライフルーツに代用してみる。
あなたが一番簡単で負担なくできそう!と思ったことを、ひとつだけ続けてみて下さい。
一つのことを習慣化することができたら、あなたの女子力は今よりも格段に上がり他の美肌習慣も取り入れたくなるはずです。